グリーンアスパラガス

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アスパラガスの原産地は南ヨーロッパとされています。少なくとも紀元前200年頃にはギリシャやローマで栽培が行われていて、食用のほかに薬としても利用されていたようです。そのあとはヨーロッパで広く普及し、さらにアメリカにも広がりました。日本へは江戸時代後半に観賞用として伝来されたと言われています。本格的に栽培されるようになったのは1923年以降とされています。主な産地としては北海道、佐賀、長野の順に北海道の栽培が一番盛んです。旬の時期としては3月~8月頃です。ホワイトアスパラとの違いは栽培方法だけで基本は同じアスパラです。

グリーンアスパラガスの特徴

期待される効能としましては、疲労回復、風邪予防、がん予防、高血圧予防、老化予防と様々な効能があります。抗酸化作用のあるβカロテン、造血作用のある葉酸、高血圧予防に良いとされているカリウムなどが含まれています。またアスパラギン酸というアミノ酸も豊富に含まれています。さらに穂先には毛細血管を強くし高血圧予防の効果があるルチンが含まれています。アスパラガスはとても効能がある万能野菜と言っても過言ではありません。

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グリーンアスパラガスの適した料理

アスパラガスは収穫してからすぐに鮮度が落ちやすい野菜なのでなら早めに食べるのが一番美味しいです。ただ食べきれない場合はゆでてから冷凍するのが良いでしょう。ゆでる場合はお湯に塩を入れ、根本部分から順にいれていきます。あまりゆですぎると味も栄養も落ちてしまうので注意して下さい。
生のアスパラの保存方法としては湿らせた新聞紙に包んでポリ袋に入れ、立てて冷蔵庫に保存します。

  • サラダ
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  • 炒め物
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  • 天ぷら
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